2018.08.30

『ファースト・マン』第75回ベネチア国際映画祭、開幕!ワールドプレミアでオープニングを華やかに飾る!デイミアン・チャゼル、ライアン・ゴズリングら登場

この度、本作が第75回ベネチア国際映画祭のオープニング上映作品に選ばれ、主演ライアン・ゴズリング、ヒロインのクレア・フォイ、ジェイソン・クラーク、オリヴィア・ハミルトンといった個性光る演技派俳優らとアカデミー賞監督のデイミアン・チャゼル、同賞受賞の脚本ジョシュ・シンガーら豪華キャストと制作陣がベネチアに集結!映画祭の初日を華々しく飾るワールドプレミアが開催され、映画祭公式記者会見にも参加。全世界から注目を浴びる『ファースト・マン』の作品に込めたそれぞれの想いが語られました。

映画祭公式会見には、前作『ラ・ラ・ランド』で同年のアカデミー賞を席巻したデイミアン・チャゼル監督最新作ということもあり、会場には250人のキャパシティが満席になるほどのマスコミ陣が殺到!大きな歓声とフラッシュの嵐に歓迎されながら、メガホンを取ったチャゼル監督、ニール・アームストロングを演じたライアン・ゴズリング、アームストロングを支える妻ジャネットを演じたクレア・フォイ、アームストロングとともにアポロ計画に参加する友人で宇宙飛行士エド・ホワイトを演じたジェイソン・クラーク、ジェイソンの妻パットを演じたオリヴィア・ハミルトン、脚本のジョシュ・シンガーが登壇し、大勢の海外メディアからの溢れんばかりの質問に丁寧に答えました。

人類初となる月面着陸を成し遂げたアポロ11号船長、ニール・アームストロングをテーマに本作を製作したことについて「月面着陸を象徴的な画像や断片的な映像でしか知らない世代としては簡単にできたことだと感じてしまうが、実際はそうでなく、実現までの道のりを段階的に描きたかった」とチャゼル監督は語り、アームストロングを演じたライアン・ゴズリングは役作りについて「彼の息子たちや妻だったジャネットなど家族や幼なじみまで会い、飛行機の操縦法を身につける訓練もした。アームストロングはテストパイロット時代、その時点で開発中のテスト機に乗り込み、知識を向上させるために命がけでテスト飛行に臨むことができるような特殊な人で、自分(ライアン)には到底できない、その違いを認識することが役作りにおいて重要だった」とも語りました。

チャゼル監督は、よくある美しくロマンチックな宇宙映画とは全く異なる本作について「博物館で宇宙船の実物を観て、宇宙計画の文献や映像などからは感じられない、恐ろしくよく成功したなというリアルな想いを大切にしたかった」とチャゼル監督ならではの視点が語られました。本作ではアームストロングは偉業を成し遂げた“ヒーロー”でなく、家族を通して性格や心情が描かれ、脚本ジョシュ・シンガーは「アームストロングをよく知る元NASA長官マイク・グリフィンから『象徴的な物語でなく人間的な物語にするなら協力を惜しまない』と言われ、それはこの会見に臨む我々全員の目標だった」、アームストロングの妻、ジャネット役を演じたクレア・フォイは「アームストロングの子供たちにとって両親たちがどのように映っていたかを尊重した」と語りました。今までの作品で音楽・音響に注目されてきたチャゼル監督は「月面探査時にヘルメットを通し、聞こえるライアンの呼吸音のシーンは実際にアポロ16号で月面探索したジョン・ヤング宇宙飛行士のヘルメットを使用した」というこだわりの製作エピソードも明かしました。

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映画祭公式会見の後、ワールドプレミアが開催され、レッドカーペットには華やかにドレスアップしたキャストと制作陣が登場。錚々たるスタッフ・キャスト面々を一目見ようと、大勢の観客とマスコミが詰めかけたベネチア国際映画祭のレッドカーペット会場。期待と興奮で熱気が高まるなか、ライアン・ゴズリングはさわやかな白のジャケット、クレアは映画祭開催国が輩出したハイブランドのバレンチノのドレス、ジェイソン・クラークは黒のタキシードで登場しました。

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デイミアン・チャゼル監督は、自身の妻であり、本作にも出演しているオリヴィア・ハミルトンとともに仲むつまじく撮影に応じました。メディアや観客からは「ライアンコール」が沸き起こるなど、ファンやマスコミの熱狂的な呼びかけに気軽にサインや撮影に応じました。

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ワールドプレミアでは全世界初のお披露目となり、現在も絶賛のレビューが増える中、Rotten Tomatoでも92%フレッシュ(8月30日現在)を獲得しています。

監督、脚本、出演俳優らそれぞれによる綿密な研究を元にリアリティが追求され製作された本作。史上最も危険なミッションに人生を捧げ、命がけで成功へ導いたアームストロングの人生と月面着陸計画が臨場感たっぷりに壮大なスケールで描かれます。原作は、ジェイムズ・R・ハンセン著の「ファーストマン」。アームストロングには、『ラ・ラ・ランド』でゴールデングローブ賞映画部門主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)受賞ライアン・ゴズリング、『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作で主演に大抜擢されたクレア・フォイがアームストロングの妻ジャネットを演じ、監督は最年少記録となるアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼル。さらにアカデミー賞脚本賞受賞(『スポット・ライト 世紀のスクープ』)のジョシュ・シンガーが脚本を務めます。

この後、トロント国際映画祭にも出品が決まっており、本年度の賞レースが期待される本作。日本では、2019年2月に全国公開されます。

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【映画『ファースト・マン』 第75回ベネチア国際映画祭 概要】
参加者(敬称略) デイミアン・チャゼル、ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ、ジェイソン・クラーク、オリヴィア・ハミルトン他
実施日=8月29日(水)

■公式会見:8月29日(水)14:30頃~ Excelsior Hotel
■公式上映(ワールドプレミア):8月29日(水)19:00頃~ SALA GRANDE
※すべて現地時間

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【第75回ベネチア国際映画祭 開催期間:8月29日~9月8日(現地時間)】
カンヌ、ベルリンと並ぶ世界三大国際映画祭の一つであり、国際映画祭の中でも最長最古の歴史を誇る。
今年のコンペ部門審査員長にはギレルモ・デル・トロ監督が就任。アート性の高い作品の受賞が多い特徴を持つ。
本映画祭のコンペティション部門では『ファースト・マン』を含む数々の作品の中から最高賞「金獅子賞」を競い、現地時間8日の授賞式で発表されます。デイミアン・チャゼル監督が手掛けた前作『ラ・ラ・ランド』では、
第73回ベネチア国際映画祭にてエマ・ストーンが最優秀主演女優賞を受賞。
その後の賞レースを席巻するきっかけとなっただけに、最新作がどのように賞に絡んでいくのか注目が集まっている。