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【第15回/全16回 文字数:705字】

家庭生活の構築:アームストロング宅の建設

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テキサス州エルラーゴにあったアームストロングの自宅を再現すべく、クロウリーはロケーション・スカウト担当のカイル・ヒンショウと共に1960年代の雰囲気を残した住宅地を探した。アームストロングがヒューストンのジョンソン宇宙センターに在籍していた頃に家族と住んでいた家である。
アトランタは南端がブルーリッジ山脈に臨んだ美しい丘の多い都市だが、クロウリーとヒンショウは理想的な住宅街を平地に発見することができた。
クロウリーは説明する。「通り全体がエルラーゴの雰囲気を持っていた。1960年代風の建築物で、比較的新しかったんだ。本作に登場する宇宙飛行士とその家族にとっての安全な隠れ家にふさわしい場所だった」
住宅街の真ん中に空き地を見つけたクロウリーと彼のチームは、そこにアームストロングの自宅を建設し始めた。裏庭には温水プールまである、ほぼ完璧なレプリカだ。
チャゼルの要望に応え、クロウリーはアームストロングの自宅をゼロから作り上げた。2週間にわたるロズウェルでの撮影を終えた頃には、スタッフは近隣の住人たちとすっかり打ち解けていた。住人たちは一行を家族のように温かく迎え、夜間の撮影時にはスタッフのために焼き菓子まで用意してくれたという。
撮影の大部分はアトランタのロケ地やスタジオで行われた。その後はヒューストンのケネディ宇宙センターに移動し、サターンVがクローラー・トランスポーターによってNASAのスペースシャトル組立棟(VAB)から発射台へと移動するシーンを1日がかりで撮影した。
その後、製作チームはカルフォルニア州のエドワーズ空軍基地へと移動し、X-15に乗ったアームストロングの離着陸シーンを再現している。