Now Loading...

STORY
1961年 愛する娘との別れ  空軍でテストパイロットを務めるニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)は、仕事に集中できずにいた。まだ幼い娘のカレンが、重い病と闘っているのだ。妻のジャネット(クレア・フォイ)と懸命に看病するが、ニールの願いもかなわずカレンは逝ってしまう。いつも感情を表に出さないニールは妻の前でも涙一つ見せなかったが、一人になるとこらえ切れずむせび泣く。悲しみから逃れるように、ニールはNASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募する。 1962年 人類の長年の夢、月旅行へ NASAに選ばれたニールは、妻と長男を連れてヒューストンへ引っ越し、有人宇宙センターでの訓練と講義を受ける。世界の宇宙計画ではソ連が圧勝していたが、そのソ連もまだ到達していない“月”を目指すと指揮官のディーク・スレイトン(カイル・チャンドラー)は宣言する。月への旅に耐えられる宇宙船は重すぎて、たとえ到着しても月から打ち上げられない。飛行士は母船から小型船に移り着陸、任務終了後に母船とドッキングして地球へと帰る。2機のドッキングができると実証するのがジェミニ計画、成功したら月面に着陸するアポロ計画へと移行することが決まる。 1964~65年 訓練&訓練&訓練…… 宇宙空間で活動するための想像を絶するハードな訓練を共にし、飛行士たちは絆を結んでいく。ニールが最初に心を開いたのは、軍人ばかりの飛行士のなかで互いに民間人だったエリオット・シー(パトリック・フュジット)だ。向かいに暮らすエド・ホワイト(ジェイソン・クラーク)とは、家族ぐるみで親しくなった。ある夜、エドの家に集まった時、テレビからソ連が人類初の船外活動に成功したというニュースが流れる。それはエドがもうすぐ成し遂げるはずのミッションで、またしてもソ連に先を越されてしまった。 1966年 死を覗き見たドッキング ディークから、ジェミニ8号の船長として史上初のドッキングを命じられるニール。その任務から外されたエリオットが、訓練機の墜落事故で命を落とす。友の無念を胸に、デイヴ・スコット(クリストファー・アボット)と2人、ジェミニ8号で飛び立ったニールは、アジェナ目標機とのドッキングに成功するが、ジェミニの回転が止まらなくなる。非常事態に家族への通信も切られ、血相を変えたジャネットがNASAへと駆け付けるが、何とかニールの冷静な判断で危機を脱出、アジェナを切り離して帰還する。その結果、NASAはメディアに人命を危険にさらし、莫大な費用を無駄にしていると書き立てられる。
           だが、調査委員会はニールの功績を認めてアポロ計画へと移行、パイロットにエドが選ばれる。名誉ある任務に就いたエドを、ニールとデイヴは心から祝福するのだった。 1967年 アポロ計画最大の悲劇 エドと2人の乗組員が、アポロの内部電源テストを行っていた時、ニールはホワイトハウスのパーティーに出席していた。政治家と話が合わず手持ち無沙汰の彼に、ディークから電話が入る。それは、アポロ内部で火災が発生し、3人全員が死亡したという知らせだった──。 1969年 “未知”へのカウントダウン 莫大な税金をかけて犠牲ばかりだと、アポロ計画は世間から非難を浴びる。逆風のなか、月に着陸する11号の船長にニールが任命される。乗組員は、バズ・オルドリン(コリー・ストール)とマイク・コリンズ(ルーカス・ハース)の2人だ。
           出発の日、ジャネットは息子たちに黙って行こうとするニールに、「帰れない場合の心構えをさせて」と訴える。無邪気に笑う次男の横で、長男は父に「戻ってこれる?」と尋ねるのだった──。
           家族と別れ、宇宙服に身を包み、3人は遂に“未知”へと旅立つ──。